イケメン・ミルフィーユ(SEASON Artisan Pâtissier)
2015 / 10 / 13 ( Tue ) とっても美味しそうなミルフィーユが食べられるカフェを 友人が発見(ありがたや~)。 写真で見たらあまりに魅力的だったので、基隆河を越えて 大直(台北北部のエリア)までミルフィーユ遠足して来ました。 閑静な住宅街にひっそり佇む、SEASONというカフェ。 ![]() テラス席もありました。涼しい季節は良いですね。 ![]() 店内は落ち着いた雰囲気です。 ![]() 紅茶はマリアージュ・フレールでした。 「マルコポーロが招牌(zhāopái, 看板メニュー)だっけ?」と言ってしまい、 パリ感が半減。でも、ちょっと中国語が身に付いて来たかしら。 ![]() そして、ミルフィーユのご登場~。 黒いスーツのイケメンがワゴンと共にやって来て、 ![]() 目の前で手際良く、かつ丁寧にミルフィーユを作ってくれます。 見るからに美味しそうで、目が釘付け~。 ![]() さて、完成したミルフィーユはこちら。 ![]() サクサクのパイ生地に、甘過ぎないけれどコクのあるクリーム。 マンゴーアイスやたっぷりトッピングされた季節のフルーツも 美味しかったです。 ![]() お味もさることながら、やっぱりテーブルで作ってくれるのが良いですね。 パラダイスですか、ここは。 もうね、ミルフィーユではなく、本場風にミルフォイユとお呼びしようと思います。 また行きたいな~、ミルフォイユ遠足。 ◆SEASON Artisan Pâtissier(大直店) 住所:台北市明水路397巷2弄22號 電話番号:02-2533-2377 営業時間:10:30~14:30(ブランチ)、14:30~18:00(カフェ) 第一月曜定休 #敦化南路にも支店がありますが、 テーブルでミルフィーユを作ってくれるサービスは大直店のみ |
圓山大飯店で飲茶ランチ(金龍餐廳)
2015 / 10 / 11 ( Sun ) 台北のランドマークの一つ、圓山大飯店。 松山空港に着陸する前に見える、あの中華様式のホテルです。 ![]() 蒋介石夫人・宋美齢の命で、台湾神宮跡地に建設されたこちらのホテル。 当初は台湾大飯店という名称でしたが、1952年に圓山大飯店と改名され、 長らく国賓や蒋介石・宋美齢夫妻の訪客を迎えて来たそうです。 アイゼンハワー元大統領やサッチャー元首相も宿泊したのだとか。 ![]() という訳で、ロビーも立派~。 ![]() 天井には、中華民国の国花である梅の花の装飾がありました。 ![]() こちらは、かつて台湾神宮にあった龍。 いつでも天に昇れるよう、天井はガラス張りなのだとか。 いや、ガラスでもぶつかりますけどね。 ![]() 日本時代のものなので、爪は三本です。 ![]() さて、この日は2階にある金龍餐廳にて飲茶ランチ。 ![]() ザ・中華な内装が素敵です。 ![]() 友人が2週間前に窓際のお席を予約しておいてくれたので、 (ありがとう!) ![]() 台北を一望~。遠くにぼんやり101も見えました。 ![]() この日は4人だったので、色々オーダーしてみました。 チャーシューまん、エビ蒸し餃子。 ![]() エビの湯葉巻き揚げ。 ![]() エビ、シイタケなど7種の具が入った蒸し餃子。 ![]() 腸粉も具だくさん。 ![]() こちらがとても美味しかった! 干し大根(だったかな?)の入った、揚げ饅頭の様な点心。 初めて頂きました~。 ![]() 広東炒麺。シーフードがゴロンと入っています。 ![]() デザートは楊枝甘露。 ココナッツが控え目ですが、香港で食べるよりも美味しかったような。 ![]() 眺めも良く、飲茶もなかなか美味しかったです。 平日だったからか、客層は会食風の方が多かったかな。 ところで、こちらのホテルの1階に圓苑というレストランがあります。 宋美齢がこちらの紅豆鬆糕という蒸しケーキをいたく気に入っていて、 アメリカ移住後も旧正月にはわざわざ空輸させていたのだとか。 ![]() #圓山大飯店サイトより 食べてみたいわ~と思い、帰りに立ち寄ったのですが、 お持ち帰りはホールのみだったので、この日は断念。 なお、店内で頂く場合は2ピースからオーダーできるようです。 ところで、宋美齢さんって激動の人生を送った割には 106歳で天寿を全うされたそうで、さすがは Dragon Lady ですね。 どうでも良い話ですが、金龍餐廳の英語名は そのまま直訳して Golden Dragon Restaurant です。 ◆金龍餐廳 住所:台北市中山北路四段一號 電話番号:02-2886-8888 ext.1262,1263 営業時間:11:30~14:30(土日祝 11:00~14:30)、18:00~22:00 #飲茶はランチタイムのみ |
台湾でピーマンの肉詰めを作ったら。
2015 / 10 / 07 ( Wed ) 台湾のピーマンは大きい。 日本のピーマンの3倍くらいはあるでしょうか。 しかも、肉厚でジューシーです。 これを使って友人がピーマンの肉詰めを作ってみたところ、 感想は「肉餡を詰めても詰めても、まだ入る」とのこと。 気になって仕方ないので、私もトライしてみました。 こちらが主役のピーマン。 パプリカが長くなったような形状です。 ![]() 豚肉300g超を使って作った肉餡。たったのピーマン2個分相当でした。 確かに、ピーマンが大き過ぎて肉餡が足りない錯覚に陥ります。 ![]() 一つ一つが大きいので、じっくり蒸し焼きにすること約10分。 意外と無事に完成~。完全にメインです。 サイズの問題で、当然ですがナイフとフォークで食すことに。 ![]() 肉餡は和風な味付にしたので、からし醤油で頂きました。 ![]() ん~。見た目にインパクトがあり、なかなか満足。 ちなみに、次回は「台湾で焼き茄子」に挑戦したいと思います。 台湾の茄子って長いんですよね。 ![]() |
中山堂にて、2015年中秋夜晩無我茶会
2015 / 10 / 05 ( Mon ) 先月のことなのですが、陸羽茶芸中心が主催している 「無我茶会」というお茶会を見学して来ました。 会場が中山堂前の広場だったので、早目に行って中山堂を見学することに。 ![]() 中山堂の完成は1936年(当時は「台北公会堂」)。 時代背景もあり、総統府などよりも質素な造りなのだとか。 ![]() 「中正廳」はコンサート等が行われる大ホール。 2階にある「光復廳」という小ホールが、1945年の敗戦時に 最後の台湾総督・安藤利吉が降伏文書に調印した場所です。 ![]() 2階へ上がりますと、戦後70年という節目だからでしょうか、 「大時代的故事」という展示を開催中。 中華民国はこのようにして日本に勝ったのよ、という内容です。 ![]() 馬関条約(下関条約)や、 ![]() 日本の降伏文書のコピーも展示してありました。 ![]() 戦前の日本政府の愚かさに思いを馳せつつ、3階への階段を上がると、 ![]() 2階の重い空気は何だったのか、という雰囲気の素敵なカフェスペースが~。 ![]() 中国茶の楽しめるカフェのようでした。 ![]() 土曜日の夕方でしたが人まばらだったので、穴場かもしれません。 ![]() 台北書院というお教室もあり、お茶やお花、お習字などが習えるようです。 ![]() 壁に立派な書が、と思ったものの、 よく見たらお茶の名前が羅列してあるだけでした。 ちょっとシュールですが、こちらも書道の先生が書かれたのかしら。 ![]() さて、お茶会の時刻になりましたので、会場へ。 ![]() 無我茶会についてざっくり説明しますと、 ・参加者は各自お茶・茶器・お湯を持参 ・当日の抽選で席が決まり、円になって座る ・お茶を4煎(各4名分)淹れて、1煎目・3煎目は左隣の3名+自分で飲み、 2煎目・4煎目は周囲にいる見学者に配る(お茶淹れ~片付けまでは無言で行う) という流れです。 ちなみに、無我茶会には”7大精神”があり、 その一つに「無尊卑之分」があります。 これは、どんな立場の人であっても無我茶会では平等で、 故にお席は抽選で決まりますよ、といった趣旨なのですが、 これがこのお茶会の肝なのかしらと思います。 なお、お茶会前の30分間、参加者の皆さんの茶席を拝見しながら お話しすることができます。 こちらは、赤いお花と文旦が秋らしい茶席。 どちらの茶席も個性的でセンス良く、 見学させて頂くのがとても楽しかったです。 ![]() そして、お茶淹れが始まります。 今回は100名程の方が参加されたのだとか。 ![]() 皆さん、お作法が流れるようで、とても美しかった~。 お茶もたくさん頂きまして、幸せなひと時でした。 ![]() 次回開催は来年の初夏とのこと。 来年は見学ではなく参加したいと思っているので、 しっかり準備しておこうと思います。 今から楽しみだな~。 |
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