台湾で領土問題を考える
2014 / 07 / 03 ( Thu ) 先週末に台北駅で開催されていた「日本の観光・物産博2014」というイベント。
参加団体に山梨観光推進機構を発見し、信玄桃でも買うかと、のぞいて来ました。 イベント名が”物産博”、オフィシャルサイトには日本酒等々の画像があったので、 勝手に池袋東武の北海道物産展あたりをイメージしていたところ、撃沈。 物販は全くなく、聞いてみたところ観光PRのためのイベントなのだそうです。 #そもそも、東日本大震災に対する台湾からの支援に感謝するための催しとのこと 日本各地から70余りの団体が出展しており、台北駅1階コンコースに各々ブースを構えています。 こちらは沖縄県。賑やかに写真撮影~。 ![]() さて、信玄桃は買えないけれど、山梨県のブースを探してみたところ、 際立って閑散としたブースがひとつ。。。パンフレットしか置いておらず、人もいない。 が、よく見たらブースの奥でおっさんが一人で作業中(このタイミングで何の作業を?) ![]() ちょっと寂しい気分で故郷のブースを後にし、ぶらぶら歩いていると、何やら人だかりを発見。 気合いの入った呼び込み隊も数名。 ![]() 何ということでしょう。 こちら、山梨のお隣・静岡県の袋井市という所のブースでした。 ![]() ヒヨコのようなキャラクターで子供を引きつけ、マスクメロンの試食で大人の心もわしづかみ。 ついでに、富士山問題となると大人気なく熱くなってしまう、私の心にもボディブロー。 (もとい、KOか)。 ※富士山領土問題 →江戸時代から続く山梨・静岡間の領土争い。 現状、富士山頂については県境が未確定だが、 両県知事が県境を定めないことを明確にしています(2014/1)。 事前に台湾人の傾向をしっかりリサーチしていらっしゃったのでしょうか。 メロンの輸出時の検疫とか、結構面倒なんじゃないかしら。 敵ながらあっぱれじゃ、とか言いたくなります。 以前から危ないとは思っていましたが、山梨閑散ブースとの雲泥の差に、 このままでは富士山取られる~!と危機感が増しました。 しかも、先方が「県」ではなく「市」であるのが切ない。 そして、これだけ棚上げしていると、石原慎太郎に山頂を買われるんじゃないかと ちょっとビクビクしています。 さて、写真は美しい、山梨のブースで頂いて来たPR資料。 帰宅後に気付いたのですが、裏面の記載が全て簡体字でした。 何ということでしょう。ますます効いてくるボディブロー。 ![]() 人手が足りないのであれば、来年はお手伝いします(ほんとに)。
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