FC2ブログ
国際慰安婦記念日、交流協会前での抗議活動と映画「蘆葦之歌」
2018 / 08 / 17 ( Fri )

以前、台湾の慰安婦記念館・阿嬤家を紹介したことがありますが、
一昨日、8月14日は国際慰安婦記念日。
台湾では、1992年から元慰安婦達を支援してきた
婦女救援基金会が中心となり、交流協会前で抗議活動が行われました。

開始20分前に到着したら警察の皆さんが既にスタンバイ。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動02

バリケードが築かれた外側で若者が準備中~。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動01

台湾で元従軍慰安婦だとこれまでに認定されているのは59名。
ご存命なのはたったお二人です。

彼女達は親しみを込めて阿嬤(アマー、おばあちゃんの意)と
呼ばれますが、こちらは阿嬤達のお名前を記したパネル。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動06

この日の活動に参加できない阿嬤達に代わり、
白いお面を付けた若者たちが8分14秒間静かに座り込みをし、
無言の抗議を行いました。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動05

参加していたのは主に若い女性。
皆さん台湾人だと思いますが、白人女性もお一人参加していました。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動03

無言の抗議の後は、立法委員(国会議員)等のスピーチが。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動16

初めて生で見た高金素梅。
意外と(失礼)お上品な語り口でした。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動17

その後、葦(※後述)を参加者に手渡すパフォーマンスが行われ、
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動08

交流協会に向けて「日本政府は公式に謝罪せよ」等々を訴えます。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動12

最後に代表者が日本側に文書を渡し、この日の抗議活動は終了。
皆さん、暑い中お疲れ様でした。

さて、なぜ葦が登場したかといいますと、
台湾の元慰安婦をテーマにしたドキュメンタリー映画があるそうな。
20180814国際慰安婦記念日交流協会前抗議活動09

その名も「蘆葦之歌 Song of the Reed」です。
ちなみに、これは1998年の「阿嬤的秘密」という映画の続編なのだそう。
Song_of_the_seed_movie_poster.jpg

これは、この日の抗議活動の主催者である婦女救援基金会が
制作した映画で、内容は阿嬤達の心の傷を癒やすべく行われている
ワークショップ等を追ったもの。

3年かけて撮影し2013年に完成したそうなのですが、
資金不足で映画館での上映ができず、寄付を募るなどして
2015年にようやく光點台北(という映画館)での公開にこぎ付けます。
(2014年には日本でも数ヵ所で小規模な上映会が行われたそう)。

台北での上映会に訪れ「この映画は観客に歴史の真実を知らしめ、
元慰安婦達が正義を求める勇気は”正しいことをすべき”ということを
教えてくれる」と絶賛したのが、ヒマワリ学生運動で一躍有名になった
黄國昌(現・時代力量の党主席)だったとか。へえ~。

ところで先日「I can speak」という、米下院121号決議(従軍慰安婦問題の
対日謝罪要求決議)に関する実話を基にした韓国映画を見たのですが、
まるで予算潤沢なハリウッド映画のような出来栄えにびっくり(良い映画でした)。
同じテーマの映画を撮るにしても、国が違えば集まる資金も違うのね。

なお、私が勝手に勘違いしていたのですが、
婦女救援基金会は慰安婦問題だけにフォーカスした団体ではないそうな。
DV被害者の支援や暴力撲滅のための活動等を含め、
女性の人権問題全般に取り組んでいるそうです。

”日本政府は今後も公式に謝罪などしないだろうから、
阿嬤達にはせめて人生の最後に心の平穏を持ってほしいという思いで
ワークショップを行ってきた”というのは代表の方の昔のコメント。
いわゆる従軍慰安婦問題といっても台湾の場合はちょっと事情が
違うのかしらと思ったりもします。

心の平穏を取り戻せる日が来ますように。


関連記事

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑台湾の人気ブログはこちらから(にほんブログ村)
【台湾】気になったこと | コメント(0) | page top

← ふわふわスフレパンケーキ、Woosa(屋莎鬆餅屋)バターが美味 予約の取れないレストラン、RAW →

<<ふわふわスフレパンケーキ、Woosa(屋莎鬆餅屋) | ホーム | バターが美味 予約の取れないレストラン、RAW>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |