蘭嶼一周とさけてるチーズ
2014 / 08 / 27 ( Wed )

翌日、時間があったので蘭嶼をバイクで一周してみました。

島の北西部にある民宿を起点に、時計回りに一周します。
左手に海、右手に山を臨むことができ、大自然を満喫~。
風がとても気持ち良いです。
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島に(多分)一ヶ所だけあるトンネル。トンネルというか、岩の隙間?
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タオ族の船をかたどったベンチ。逆光ですが、後方には鱷魚岩(ワニ岩)。
離島らしく、奇岩にはあらかた名前が付けられており、写真撮影スポットになっています。
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本物の船はこちら。朗島部落にて。
伝統のトビウオ漁に使われるそうです。
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めっちゃ浅瀬で乗船体験をする方々。
民宿で聞いた話では、確か400元(約1,400円)程度で体験できるそうです。
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こちらも奇岩、雙獅岩(2頭の獅子が向かい合っている様子)。
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獅子の近くには、ヤギがたくさん!車道にヤギ。
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海岸にもヤギ。
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岩場にもヤギ。
ちなみに、野生ではなく先住民が「放牧」しているそうです。
それぞれ耳に切り込みが入っているのですが、その形状で飼い主を特定するのだとか。
うちのペコ田も生まれた時にしっぽを短くしていますが、犬もヤギも苦労してますね。
なお、ヤギは食用で、お祝い事の際に召し上がるのだそうです。
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こちらは情人洞。悲しい伝説があるそうな。
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そして、島東部の野銀部落に到着。
こちらで、タオ族の伝統家屋である半地下式住居を見学します。
 #先住民のお姉さんによる説明付き。1人200元(約700円)也。

第一印象は安部公房「砂の女」。周囲が砂ではなく石垣だし、地上への石段もありますが。
半地下式のメリットは、台風の風を避けられることと日中でも涼しいことだそうです。
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石段を降り、実際に家屋に入ります。確かに、少しひんやり。
住居の中は天井までの高さが1.3m程度(かな?)、入り口から奥に向けて3部屋ありました。
木造ですが、築200年とのこと。

入り口寄りの部屋は居間。
こちらは魚の剥製だそうですが、大きいほどステータスになるのだとか。
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このような小さい通用口?をくぐり抜けて、奥の部屋へ移動。
台湾に来てから確実に太っているのですが、お腹が引っかからなくて良かった。
そして、なぜか家の中に住所表示が。
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中央の部屋はキッチン&寝室です。天井からぶら下がっているのはヤギの角。
こちらも多ければ多いほど、その家の裕福さを表すのだそうです。
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一番奥の部屋は、トビウオを燻製するスペース。
伝統漁でトビウオを獲り、干して保存食にするそうです。
なお、この部屋のみ天井が高かったです(人が立てる程度)。
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さて、社会科見学的で興味深かったのですが、中腰で小一時間過ごしたので
ちょっとしんどい。
というわけで、カフェで休憩~。レアチーズケーキはなぜか完全にクールン味でした。
クールンを使っているのか、奇跡が起きたのか。
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カフェの近所で子豚を発見。
この島には「蘭嶼小耳猪」という黒豚がいるそうですが、この子たちかしら。
ふと、釜山で食べたテジカルビを思い出しました。
豚ってかわいくて美味しくて、大好きです。
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先ほど先住民のお姉さんに「山の上に日本時代の建物が残ってるよ」と
教えてもらったので、見に行ってみました。
山道から見た野銀部落。黒い屋根の半地下式家屋が数多く見えます。
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意外に標高高いかも。8月中旬なのに少し肌寒いくらいです。
雲が近い。
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こちらが日本時代の建物。気象台だったそうです。
なお、後方の白い建物は現役の気象台。
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内部は正に廃墟。ラピュタのよう。
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さて、続いては「蘭嶼貯存場」。
”見学歓迎”と入り口に表示されています。
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何を貯蔵しているかというと、低レベル核廃棄物です。
こちらの模型のように固形化し、ドラム缶に詰めて貯蔵。
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見学者は、まず台湾電力のスタッフから施設の概要の説明を受け、
それから10分程度の台電PRムービー(原発がいかに安全かを説明)を視聴。
最後に「I LOVE 蘭嶼」とプリントされたキャップをもらって(皮肉ですね)、見学終了。
なお、島民の間ではこの施設への反発が根強く、半地下住居を案内してくれたお姉さんも
反核のTシャツを着用していました。

こちらが貯蔵されている低レベル核廃棄物の一部。
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恐らく、核廃棄物運搬用の港。
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さて、ようやく、民宿の二つ隣の集落まで戻って来ました。
こちらは村役場。紅頭部落というところにあります。
入り口の電光掲示板には放射線量をリアルタイムで表示。
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波が高いので泳いでいる人はいませんが、役場前の海はとってもきれい。
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こんなところにも蒋介石の銅像が。ある意味、メンテナンスフリー。
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さてさて、島をぐるっと一周して民宿に戻って来ました。
近くにある昔の灯台に上り、のんびり夕陽を眺めます。
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ヤギも夕陽鑑賞?
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ところで、蘭嶼の食事事情ですが、かなり素朴な島ですので
あまり美味しいものには出会えませんでした。
トビウオ漁の時期が3~7月らしいので、この間であれば美味しいトビウオ料理が
食べられるかもしれません。
 #干しトビウオの入った炒飯を食べてみましたが、お味はツナピコ!
   何だか懐かしかったです。

蘭嶼で頂いたもの、色々。

貝の炒め物とイカの炒め物。
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海藻の炒め物。
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定番ですが、空芯菜。
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食事ネタのついでですが、帰りに台東で時間があったので、
市内にお昼ご飯を食べに行きました。
手前は米台目麺(お米と芋粉を混ぜた麺。スープはあっさり鰹出汁。)、奥は担仔麺。
老東台米苔目にて。
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実は一番美味しかったのが、台東空港で買ったこちらのチーズ(乳酪絲)。
乳酪=チーズ、絲=糸状の物、なので、さけるチーズ?
というか、既にさけているチーズ。
20140821台東のチーズ1

スモークチーズを乾燥させて、旨みを凝縮させたような味わいです。
ワインというよりビールに最適。
20140821台東のチーズ2

蘭嶼の話のつもりがチーズで終わってしまいました。反省。

さて、リゾート感ゼロという点がこの島の魅力なのだろうと思うので、
バイクでトコトコ島を一周するのがオススメです。
台北に比べると湿度は多少低いように感じましたが、何しろ日差しが強いので、
日焼対策は万全になさって下さい(羽織ものがマストです)。

それにしても、小さい飛行機がひたすら怖かった~。
あんなに怖い思いをするなら、アマンプロ辺りにこぴっと到着したかったです。


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