文化的な週末、琵琶と中国茶と台湾クラフトビール
2019 / 09 / 04 ( Wed ) つい先日の日曜日、琵琶の演奏会へ。 場所は南京三民に近い素敵なお茶屋さん「縁起禅心」。 (こちらの老闆娘はまるで天女のように美しい) 琵琶を奏でるのは、今夏受講していた陸羽の中国茶講座の同学です。 彼女はプロの演奏家。 まずは白居易の琵琶行という詩(冊子左側)に沿って、 様々な演奏技法を披露してくれました。 琵琶の演奏をきちんと聴いたのは初めてでしたが、 音色がとても表情豊かなのですね~。うっとり。 琵琶を堪能しながら頂く最初のお茶は安吉白茶。 名前は白茶ですが実は緑茶(葉が白みを帯びている)という、 紛らわしいけれど甘くてまろやかなお茶です。 続いて、武夷岩茶・金牡丹。 こちらは初めて頂くお茶でした。 鉄観音と黄旦を交配させた品種だそうで、 岩茶らしい力強さがありつつお花のような甘い香りも。 貴重なお茶を頂きながら、ここでまさかのクイズタイム。 ”詩の一節を琵琶の演奏で表現するので、どの詩か当てよ” 何という高尚な休日の過ごし方。 一つも当てられなかったけれど、何はともあれ美味しいスイーツ。 見た目も涼しげで良いですね。ごちそう様でした。 さて、琵琶とお茶を堪能した後は某所にてレセプション。 ケータリングがロイヤルだったので、マカダミアナッツのケーキを。 これ、まったり濃厚で美味しいわ~。 そして、気になったのはこちらの「白鷺紅茶」ビール。 台茶17號「白鷺」で作った紅茶を使ったビールなのだとか。 吉姆老爹啤酒工場(Jim & Dad's Brewing Company)という、 宜蘭に2015年に誕生したブルワリーのビールです。 カバランの蒸留所のすぐ近くにあるのだそう。 軽い飲み口で、紅茶らしい甘さを多少感じます。 朝から飲めそうなお味(飲みませんけど。念のため)。 そして、こちらのドラフトがものすごく好みでした。 苦みが強めで、かつフルーティー。とても香り豊かです。 しかし、ここで痛恨のミス。 非常に美味しかったのに商品名をすっかり忘れてしまいました。 仕方ないので、味の記憶が鮮明なうちに こちらのブルワリーのビールを片っ端から飲むしかない。 (追記)検索してみたら恐らくこちら。 パッションフルーツのような爽やかな香りです。 という訳で、高尚に過ごした日曜日ですが結局最後はすっかり良い気分。 それにしても最近の台湾のクラフトビール、美味しいですね。
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