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韓国瑜リコールと硬派な中国茶カフェ、春點茶饗
2020 / 06 / 07 ( Sun )

昨日の住民投票でリコールが成立した韓国瑜高雄市長。
投票締切直後、ビールでも飲みながら開票速報を見ようと思ったら
まず目に入って来たのは尖閣の名称変更の速報でした。
Screenshot_20200606-172353.jpg

人並みには新聞読んでるのに知らないわと思ったら、
石垣市が市議会に字名変更の提案をするそうな。
そんなニッチなニュースが台湾では速報扱いです。領土問題はアツい。

さて、韓国瑜リコール成立について思ったことが2点ほどあります。

民主主義国家において国民は自らの民度以上の政治家を
持ちえない、とはよく言ったもので、一昨年の統一地方選から
今回の住民投票までの高雄市民の投票行動というのは
正にこの言葉を地で行くもので、まるでコントだ。
今回のリコール成立をこれぞ台湾の民主主義だと讃える人がいて驚くが、
韓国瑜は一国二制度は否定しつつもそもそも初めから中国寄りであり、
何も変わっていない。
変わったのは高雄市民の「気分」であって、こんなことをしていたら
いわゆる民主主義のコストは増す一方だ。
(しかも有権者数のわずか25%でリコールが成立するよう民進党が法改正している)
だいたい、休職したのがリコールするほど気に入らないのなら、
そのまま市長職に留まってもらえば良いではないか。ツンデレですか?
20181226韓市長パネル3

まあ、高雄市民がそこまで民進党の赤字垂れ流し市政に戻したいと言うなら
それもまた一興なのか。都市としての発展など望まないというのは潔いですね。
落下傘で高雄に来て市長選の一年も前から畑や漁港を回り、
ガリガリになるまで痩せながら市民のために働く政治家など今後出て来ないだろう。

次に、政治家の敗北宣言は人柄が出るということ。
一昨年の統一地方選で惨敗した蔡英文の会見では、
苦虫を噛み潰したような表情で「一体誰のせいで負けたのだ」という心の声が
聞こえてきそうな雰囲気だったので、台湾には政治家が頭を下げるという文化は
ないものと勘違いしていた。
しかし、昨日の韓国瑜の敗北宣言はむしろ清々しく、二度深々と頭を下げたのも
日本人としてはしっくりくる。
20181226韓市長パネル6

まあ、罷免されたら雲林でビール飲んでマージャンしたら良いですよ。
私は今でも好きですけどね、人間らしくて。
20181226韓市長パネル4

ところで、市選管によると投票率は42.14%で、
賛成は93万9090票、反対は2万5051票だったそうな。
国民党は投票に行かないようキャンペーンを張っていたので
反対票はもっと少ないと思っていたが、それでも2万5千あまりの反対票が入るって、
熱心な韓粉はやっぱり居ても立っても居られなかったのだろうか。
そして毎度毎度投票率が高い台湾で42%ぽっちということは、
割と韓国瑜支持派もまだまだいるのね、と少なからず驚きました。
(今年1月の総統選における高雄市の投票率は直轄市の中で最高の77.44%)
20181226韓市長パネル1

「さっきから何なのよ、そのパネル」って思ってますでしょ?
あるお方の置き土産なのですが、どこに置いても存在感がありすぎて
持て余しております。ペコ田のハウスにでも飾ろうかしら。

本題を忘れかけていましたが、書こうと思っていたのは
龍山寺の駅地下にある中国茶カフェ、春點茶饗。
20191019春點01

面白いのは、台湾では珍しいお茶のラインナップです。
20191019春點07

台湾産の肉桂や、
20191019春點05

佛手なども。店主はきっと岩茶がお好きなのね。
20191019春點02

蜜糖金萱というお茶があり、蜜香(著涎)の金萱かと思ったら、
そうではなく焙煎したものなのだとか。
20191019春點03

茶器も少し置いてあります。
20191019春點09

シンプルな店内には、
20191019春點10

お水が置かれたテーブルがどーんといくつかあるのみ。
20191019春點11

席に着き、店内で頂けるお茶メニューを拝見。種類が多くて迷いに迷う。
なお、お茶菓子などは一切ありません。ザ・硬派カフェ。

さて、この日は肉桂を。
20191019春點13

やはり台湾産ということで武夷の土壌とは異なるからか、
お店は硬派なのにかなりマイルドな味わいです。美味しいですけどね。

他では見ないお茶も色々あったので、気になったものを
まとめて買って来たら良かったわとちょっと後悔しています。
次回台湾に行けるのはいつになるのかしら。

◆春點茶饗
住所:台北市萬華區西園路一段145號B2F
電話番号:02-2302-9093
営業時間:11:00~21:30(金土は22時まで、月曜定休)


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コメント
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正にひたすら「なんなのよ、そのパネル」と思いながら読んでおりました。やられた。笑
台湾の政治について情報源はなこたさんのブログだけ、という私にはお役立ち記事でした。今回の件に関してのなこたさんの見解が知りたかったので、心で赤線ひきながら読みました。
ところで龍山時のこちらのお茶屋さん。ずっと気になっておりました。たしかどなたかの中国茶ブログでおすすめしていたのを見たんだと思います。前を通ったことも数回。お茶についてほぼ無知な私にはなかなかここで飲もうということに至らず。(何を飲んでいいのやら。雰囲気を楽しむでもないし)ラインナップが面白いのですね〜
by: そこはかノート * 2020/06/08 13:25 * URL [ 編集 ] | page top
--そこはかさん--

このパネル、小さいのになかなかパンチがありますよね。よろしければ差し上げます!笑

思ったことをそのまま綴っているだけで何の参考にもなりませんが、お読み下さりありがとうございます。リコール制度にもやはり良い面と悪い面があり、後者は投票行動の責任を曖昧にするという点が挙げられると思います。首長のリコールは市政を著しく不安定にするもので、いわば最後の砦です。今回は、韓市長が悪意をもって何かをやらかしたからではなく、もともと国民党籍の市長に拒否反応を示す人達が機を見てリコール運動を始めた訳で、このようなケースはリコール制度の濫用だと思います。民主主義なのですから常に自らの支持政党がトップに立つ訳ではないと理解するべきですし、自らの投票行動に責任を持つべきです。そして結局次の地方選まで待てない理由も何もありませんよね。わずか一年半前の自らの投票行動を自らで否定して喜ぶなど、もうコストの掛かったコントにしか見えません。
お茶屋さん、おすすめですよ〜。好みを伝えたらお店の方が選んでくれると思うので、お近くに行かれた際はぜひ!色々飲んでみたかったお茶があるので台北在住のそこはかさんが羨ましいです♪
by: なこた * 2020/06/09 08:10 * URL [ 編集 ] | page top
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